こんにちは!
バンテックの針谷です。
今回のテーマは、
強力なマグネットシート
についてです。
バンテックのマグネットシートは、
冷蔵庫などに貼られる0.4mmタイプや、初心者マークなどに使われる0.6mmタイプよりも厚い、
0.8mm厚のマグネットシートを使っていると、以前ご説明しました。
一般道の走行程度であれば、必要十分な吸着力を持っていますが、
もしお客様の中で、
「もっと強力なマグネットがほしいんだよな・・・」
というのであれば、それにお応えすることも可能です!
前回までの記事で、マグネットシートには大きく分けて2種類あるとお伝えしました。
そうです、【等方性】 と 【異方性】のふたつです!
この違いについて詳しく説明いたしますと、
等方性のマグネットシートは、様々な方向の磁力がかかっている分、
どの方向からも貼りやすく、また剥がすときも吸着面をキズつける心配がありません。
自動車用や黒板など、日常で目にするマグネットの大半はこの【等方性】です!
一方で、何かを固定するのに使う場合や、常に一定の方向へ磁力をかける場合などは、
異方性のマグネットシートを使います。
こちらは常に一定方向へ磁力がかかっているので、等方性に比べると約2倍の吸着力を持ちます!
ただし、吸着力が強い分、剥がす際に吸着面にキズをつけてしまう恐れがあるため、
使いどころを選ぶ必要があります。
図1: 等方性(左)と異方性(右)のマグネットシートにおける、磁力の向きのイメージ図
なお、マグネットの特性上、面積を増やすとそれに応じて吸着力も増すため、
心配な方は少し大きめのマグネットシートを作るといいかもしれませんね。
では、また来週お会いしましょう。
次回!産業廃棄物収集運搬車のマグネットとは・・・?
はりや